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百合(ゆり)とは、女性の同性愛のこと。また、それを題材とした各種作品。1990年代以降の日本の漫画、ライトノベル、アニメ、同人誌のジャンルをさすことが多いが、戦前の少女小説や一般のレズビアン文学、実写映画も含まれる場合がある〔〔『映画と身体/性』所収 「百合」と「レズ」のはざまで 溝口彰子 森話社 (2006/10) ISBN 978-4916087683〕。「ガールズラブ」「GL」とも称される〔『ダ・ヴィンチ』2009年9月号、p.196〕。 == 概要 == 語源は1970年代、男性同性愛者向けの雑誌『薔薇族』編集長の伊藤文學が、男性同性愛者を指す薔薇族の対義語として、百合族という言葉を提唱したことによると言われている〔『性的なことば』 p.277〕〔「いま気にかかっているのは少年愛のこと」ゲイ雑誌『薔薇族』の初代編集長(2/2ページ) | ニコニコニュース レズビアンの人たちのことを「百合族」というのは、僕が考えました。百合はほら、ナルシシズムの象徴だから。〕。同誌には女性同性愛者の読者投稿コーナー「百合族の部屋」が設けられた。また、従来日本においては「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美しい女性を百合に例えることがしばしばあったが、男性同性愛者が真っ赤な薔薇に例えられていることから、伊藤はそれとの対比で女性的なイメージの強い白百合を当てたという説もある〔。 当初は、女性同性愛を意味する隠語であったが、1983年にレズ(レズビアン)作品である日活ロマンポルノ映画『セーラー服 百合族』(現在は『制服 百合族』に改題)が人気を得たことにより、百合は隠語ではなく、女性同性愛を意味する言葉になったという〔。ただし、現在の意味で普及したのは2000年代前半くらいから。性的嗜好を率直に表す「レズ」という言葉に比べ、「百合」は軽めの女性同性愛、または女性同性愛に近い友愛を意味する言葉として定着していった。しかし時には、官能的な女性同性愛のことも百合と称される場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「百合 (ジャンル)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yuri (genre) 」があります。 スポンサード リンク
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